WordPressでインストールをおすすめしているプラグインの1つ【Jetpack】
Jetpack by wordpress.comということで、WordPress.comとの連携が必要なのですが、『アクセス制限がかかっていない必要があります』というアラートメッセージが出て来ます。
このページでは、
Jetpack連携時の連携出来ない状況を解決する方法と
『Jetpack by wordpress.com』でおすすめのアクセス解析についてシェアします。
~目次~
Jetpackの連携方法と『連携できない』を解決する方法
Jetpackの売りとして良くおすすめされているポイントは、
ソーシャルメディアへの自動投稿設定が出来る点などです。
ですが、僕個人的には
【Jetpack by wordpress.com】のアクセス解析がおすすめです。
それでは、
Jetpackの連携方法についてシェアしていきます。
1.Jetpackをwordpress.comと連携する
既に『Jetpack』をインストールしていることが前提ですが
インストールが完了していると管理画面の左サイドメニューに
【Jetpack】という表示が出ますのでクリックします。
下記の画面が表示されるので
【WordPress.comと連携】をクリックします。
2.アクセス制限を解除する
と!
ここで問題が発生します。
『Jetpackを利用するには、サイトが公開されていて、アクセス制限がかかっていない必要があります』というメッセージが表示され、先に進めないのです。(=WordPress.comと連携出来ない!)⇒下図参照。
アクセス制限なんて掛けてないのに、、、
と絶望してしまうところですが安心してください。
しっかりと解決していきます。
Xserver(エックスサーバー)や
wpXクラウド(ダブリューピーエックスクラウド)で良くあることなのですが
サーバーサイドでアクセス制限設定されていることが原因なのです。
ですので、
契約しているサーバーにログインして
アクセス制限を『一時的に』解除しましょう。
※ここでは『wpXクラウド』を前提に話を進めます。
以下より、wpXクラウドのログイン画面に入りましょう。
⇒ https://www.wpx.ne.jp/cloud/
画面右上の【ログイン】をクリックします。
『wpX』の管理パネルログインフォームが表示されるので
【会員IDまたはメールアドレス】と【パスワード】を入力し、
【ログイン】ボタンをクリックします。
※
会員IDとパスワード(PASSは表示なし)は、
wpXクラウド契約時のメールアドレス宛てに送信されています。
『wpXの管理パネル』左サイドのメニュー一覧から
【管理ツールの国外IPアクセス制限】をクリックします。
『ダッシュボード アクセス制限』と『XML-RPC APIアクセス制限』がありますが
【XML-RPC APIアクセス制限(確認)】をクリックします。
『無効に切り替える』という文言になっていることを確認し
【XML-RPC APIアクセス制限を無効化する(確定)】をクリックします。
以上で完了です。
『国外IPアクセス制限の設定変更が完了しました。』というメッセージを確認し
wpX管理パネルでの作業は一旦完了です。(⇒再度有効化する時に戻ってきます)
3.WordPress.comと連携のリスタート
wpXクラウドでのアクセス制限設定を完了したのち、
再度Jetpackの【WordPress.comと連携】ボタンをクリックします。
連携するWordPress.comのアカウント名が表示されますので
アカウントを確認し、【承認する】ボタンをクリックします。
以上
これにてJetpackは正常に連携されました。
4.アクセス解析『サイト統計情報』を利用する
Jetpackは様々な機能を有しているわけですが
僕は基本的にアクセス解析としての機能のみ利用しています。
Webサイトのアクセス分析と言えば、
グーグル社が無料で提供してくれている
『Google Analytics』が有名ですが
Jetpackでアクセス解析を利用するメリットについては
後ほど、シェアしたいと思います。
WordPress(ワードプレス)の管理画面から
左サイドメニューの【Jetpack】をクリックし、
下部に現れる【サイト統計情報】をクリックします。
Jetpackの連携完了後
すぐにアクセスすると下記のようなメッセージが出て来ます。
「気楽にいきましょうよ。」というメッセージとともに
まだアクセス解析のデータ集計できてないから!というメッセージが込められていますw
実際のJetpack『サイト統計情報』が
どのようなデータと表示スタイルなのか見ていきましょう。
【サイト統計情報】をクリックしたタイミングでの
アクセス状況が棒グラフになって表示されています。
下図は、
『日』単位での統計データですが、
『週』単位、『月』単位での棒グラフ表示も可能です。
他には基本的に以下4つのデータを見ることが出来ます。
- リファラ=参照元リンク&参照元ページ
- 検索キーワード=検索エンジンからの流入で検索されたキーワード
- 人気の投稿とページ=上から多く閲覧されている記事のタイトル
- クリック数=外部リンクのクリック数
アクセス解析としてJetpackをおすすめ出来るポイントは、
参照元リンクがページレベルまで把握出来る事と
サイトからクリックされた外部リンクも把握できる点です。
5.アクセス制限を有効化に戻す
最後に忘れてはいけないのが
先ほど『wpXの管理画面』にて
アクセス制限を『無効化』にしたものを
『有効化』に戻す作業です。
WordPressは、
人気かつ簡単に利用出来るツールとして
多くの人に愛用されているが故に不正アクセスも多いのです。
まずは、
『wpXクラウド』の管理画面に入ります。
先ほどと同じ手順で
『XML-RPC APIアクセス制限』の項目を確認し、
【XML-RPC APIアクセス制限を有効化する(確認)】ボタンをクリックします。
『有効化に切り替える』というメッセージを確認し
【XML-RPC APIアクセス制限を有効化する(確定)】ボタンをクリックします。
『設定変更が完了しました。』というメッセージが表示されればOKです!
アクセス解析としてのメリット(vsGoogle Analytics)
ここでは、なぜサイトのアクセス解析として
Google AnalyticsではなくJetpackの『サイト統計情報』を活用するのか?
という点についてシェアしたいと思います。
結論としては、
グーグルアナリティクスも『サイト統計情報』も併用しています。
ですが、
Jetpackの『サイト統計情報』には、
それなりの圧倒的優位性がある部分があるので利用しています。
それは、、、
- WordPress内で簡単にアクセス状況を確認出来る点
- リンク元参照がURLレベルまで分かる点
- 外部リンクのクリックを追う事が出来る点
大きくは上記の3点が理由になります。
リンク元参照をURLレベルまで分かるようにしたり
外部リンクのクリック数についてグーグルのアナリティクスで解析することも出来ますが、
なんと言っても面倒くさい!&分かりにくい!
この分かりにくい!って結構大事なんですが、
初心者にはちょっととっつきにくい印象なのです。
ですので、
Google Analyticsによるアクセス解析も行っていますが
タイミングタイミングでサクッと確認するのは
Jetpackのサイト統計情報が多いです。
また、
『サイト統計情報』では、
リアルタイムでのアクティブユーザー数や
滞在時間(=平均セッション時間)、直帰率、ページ/セッションの割合、
ユーザーフローなどは確認出来ないので、
これらを利用するときにアナリティクスを閲覧しています。
ということで、
僕の場合は記事数もしくはPV数が
ある一定水準に達するまではこのJetpackの『サイト統計情報』を参考にしています。