グーグルアナリティクスは、
Googleが無料で提供してくれているサービスの1つです。
アクセス分析がメインですが、有料でもおかしくないほどの機能が備わっており、初心者には使い方がわからない!と言われるほど。
この記事では、
初心者がGoogleアナリティクスを利用するときに、
注意すべき使い方を4つだけに絞って紹介します。
1から100までマスターしようと思えば、
それこそ果てしない時間が必要になりますが
アクセス分析として必要な部分は意外とシンプルです。
サイトの育ちレベルを知る
アナリティクスで一番オーソドックスなデータですが、
『ページビュー数』や『ページ/セッション』、『直帰率』などを確認することが出来ます。
■ 左メニューバー:「ユーザー」⇒「サマリー」
- セッション:サイト訪問者の数(重複ユーザーも含む)
- ページビュー数:閲覧された記事ページ数
- ページ/セッション:訪問者1人当たりの閲覧ページ数
- 平均セッション時間:訪問者1人当たりのサイト滞在時間
- 直帰率:1ページだけを閲覧した訪問者の割合
このページでは、
上記5つの指標さえ抑えておけば十分です。
サイトのボリュームとしては、
ざっくりページビュー数が300,000/月程度であれば、
月収10万円に到達することが出来ます。
『ページ/セッション』や『平均セッション時間(=滞在時間)』、『直帰率』は、
Googleの評価項目としても重要な指標であると言われています。
ユーザーの足あとを探る
お次は、
サイト訪問者がサイト内にどのようにたどり着いたのか?
そしてサイト内でどのように閲覧をしているのか?
この辺を確認することが出来ます。
■サイトへの流入経路:『集客』⇒『すべてのトラフィック』⇒『チャネル』
- OrganicSearch(オーガニック検索):Google検索などからのアクセス
- Direct:ブックマークやURLから直接のアクセス
- Referral(参照サイト):外部サイトからのリンクによるアクセス
- Social:FacebookやTwitterに代表されるSNSからの流入アクセス
■ユーザーフロー:『ユーザー』⇒『ユーザーフロー』
サイト訪問者が、
サイト内でどのようなページ変遷を行っているか?を参照する事ができます。
「ページAを訪問した人の多くは、ページBにも気になってアクセスしているのか!」
「ページCを閲覧したあと、意外とページZに飛んでいる人が多いな!」 などなど
ページ構成の参考にしたり、内部リンクのカスタマイズに参考にすることができます。
ユーザーのニーズを探る
検索ユーザーが「どのようなキーワードでサイトに訪問してきたか?」
流入の検索ワードを知ることができます。
■検索ワード:『集客』⇒『キャンペーン』⇒『オーガニック検索』
それぞれの検索ワードでどれくらいのセッション数があるのか?
直帰率はどれくらいか?滞在時間はどれくらいか?これらのデータを確認する事ができます。
つまり、
ユーザーのニーズを満たしていない記事がまるわかりになるわけです。
サイトの今を知る
正に今、リアルタイムでどれくらいの人が、
自分のコンテンツ(サイト)を訪れているか?を確認することが出来ます。
■リアルタイムの状況を知る:『リアルタイム』 ⇒ 『サマリー』
現在サイトに訪問しているユーザーの数やパソコンとスマホユーザーの比率、
検索ユーザーの検索ワードなどを1画面で確認する事ができます。
上図をキャプチャーしたタイミングにおいては、
リアルタイム訪問者数が37人で、51%パソコンユーザー&49%が携帯電話ユーザーであることがわかります。
グーグルアナリティクスに関しては、
上記で紹介した以外にも多くの機能を有していますが、
基本的に上記4項目が理解できていればアクセス解析の基本としては困りません。
データ分析を上手に活用し
サイトの価値向上に努めましょう!